美幌町観光まちづくり
協議会

木村 利昭

美幌町が大好き。
住んで良かったと言ってもらえる仕組み作りに邁進

札幌で社会の荒波にもまれ、改めて気付いた美幌町の住みやすさ
美幌町で18年間過ごし、大学進学を機に札幌へ行き、卒業後1年ぐらい働きました。当時は、美幌に帰りたいなんて思ってもいませんでしたね。友達も札幌にいましたし、楽しかったんです。大学卒業して勤めたところは、第1志望で入った会社でしたが、2カ月半ぐらいで辞めました。ちょっと心にダメージを負い、軽く人間不信に…。人と働くことの怖さみたいなのが生まれました。

その後に、札幌で山の仕事に就きました。そこで一緒に働いた人生の大先輩方が私の話を沢山聞いてくれて、受け止めてもらいました。そのおかげで心が回復してきて、人間って捨てたもんじゃないなって思いましたよ。そのまま山の仕事を続けたかったのですが、札幌には当時、山の仕事はありませんでした。すると、そのときの上司が、地元での仕事を紹介してくれて、地元に戻ることになりました。でも、札幌が好きだったので「いつかは絶対札幌に戻る」って思ってました。だけど美幌に戻ってみると、美幌町の住みやすさを感じました。人間らしい生活をするなら美幌だな、と。札幌にいると、お金がないと何もできないと言うか、色々な意味で自分を飾らないと自分を保持できないと言う部分がありました。札幌に行ったからこその気づきですね。私の趣味は 釣りなんですが、釣りをするにも美幌は最高な環境です。余暇の楽しみも、心の満足度につながっていますね。お金がなくたって遊べるんです。

まちおこしやまちづくりは趣味で仕事で生きがい
現在は保険代理店を経営しています。2019年からは美幌町の町議会議員になり、今年で2年目です。町議は基本的に美幌町のお金の使い方を管理することが仕事です。町の予算や決算を見て、そのお金が適正に使われているか?町民の目線でチェックしています。町議は町民の代表ですから、町の色々な方の声を聞いて、町に上げていくということも仕事です。町に意見を言うからには、適当なことはできない。なので自分たちで視察や調査し、担当部局や関係団体と意見交換したりすることが必要になってくる。そういうことを普段はやっています。

私にとってまちおこしやまちづくりは趣味であり、仕事であり、生きがいです。もともと何かしたい!という気持ちが強いんです。世のため人のためなんてきれいごとで、じゃあ何のためにやるのか突き詰めていくと”自分にしかできないことで、人に喜んでもらう”これが最高なんです。

人が喜んでくれることでの最大級は、仕組みから変えることだと私は思っています。皆が困ってたりとか、こうだったらいいのになっていうところを、根本から変えられたら、ずっとその人たちが喜んでくれる。町議の仕事含め、自分たちが何かやることで、やっぱり結果が出る。その結果が出たときに、皆喜んでくれるっていうのが私の原動力ですね。

美幌町での子育ておすすめポイント
私自身女の子2人のパパでもあり、美幌町での子育ては最高だと思っています。出産は美幌町には産婦人科がないため、お隣の北見市に行かなきゃいけませんが、町としてもそこの交通費は見てくれます。出産後の、赤ちゃんの予防接種とか健診など、すごい手厚くて、家に保健師さんが来てくれたりします。もし障がいを持って生まれてきたとしても、そういう子どもたちを支えてくれる施設もあります。

幼稚園も保育園も田舎にしては整っています。2019年10月から国により幼児教育・保育が無償化となったので、3歳からは幼稚園&保育園は無償です。美幌町はさらに独自の事業で幼稚園&保育園の給食費などを無償化しました。子育て世代の負担減のためです。医療費は3歳までは無料。基本的に3歳以降が0.5割負担です。(※所得制限はあります)

美幌町のいいところは、子どもたちが体験できる場がすごい多いところ。社会教育や生涯学習の事業が充実していて、このまちの規模では考えられない素晴らしい博物館もあります。図書館も、ただ本を貸すだけではなくて、読み聞かせなどのイベントも多いです。本も借り放題で制限がありません。他にも少年団やスポーツ施設も充実しているため、運動指導にも力が入っています。様々な方面で、子どもたちが成長していく上で必要な体験を、大人がサポートしてくれます。親だけではさせてあげられないこともできるように整っている。そういった意味では、美幌町での子育ては最高です。

他にはない経験ができる美幌高校のおもしろさ
私の場合は農業高校を出て、札幌の普通の総合大学に進学、そして美幌に戻ってきました。自分が大学を出たことでの社会的なメリットは、特にないと思っています。もちろん、一部上場企業とか、医師になりたいという夢があるとしたら、頑張らなきゃならないとは思います。だけど美幌町からお隣の北見市の進学校の高校へ行き、そこから大学へ行って、医師になってる人たちだっています。そのあたりは自分の努力次第かなと感じます。別に、田舎だから教育が不利だとかはないです。何をやりたいか、何になりたいかは子ども次第ですしね。

美幌町内にある唯一の高校、”美幌高校”は、進学校としての位置づけではありませんが、進学コースもあります。何より私がお伝えしたいのが、他にはない経験ができる農業科のことです。農業高校のイメージって、農作業や、食品加工をするというものだと思うんですよね。でもそれだけではないんです。農業クラブという全国規模の組織があり、その3大大会はとても大きな経験になります。地域の課題の解決に向けてチームで計画的に活動し発表したりする『プロジェクト発表大会』という事業や、日頃自分が学んで感じている環境問題や食や農について一人ずつ発表する『意見発表大会』という事業がある。農業技術や知識を競う『技術競技大会』もあります。そういった中で「論文書いたりすることが楽しい」と思ったり、「PowerPointで資料作るのが楽しい」という生徒もいるかもしれない。野菜からアイスを作り、パッケージに携わる中で「私はデザインするのが好きだ」と気付くかも知れない。

農業体験とか、食品製造というと、それだけにしか聞こえないけど、実はそれに絡むいろんな経験、体験が本当にいい刺激になると思います。中学生で、まだ目標も見つかってない、何をやりたいか分からない…だから進学校という選択肢もあるかもしれません。しかし、一方で美幌高校の農業科で、様々な経験を積み、自分の夢を探してみるっていうことも、面白いかなって思います。

移住を考えている方へ 1週間でいいので滞在してみて欲しい!
美幌町のいいところは「住みやすい、ほどよい田舎」。友人が札幌から美幌町に移住してきてくれましたが、車を持っていないんです。「コンパクトシティなので歩いて15分で大体どこの施設にも買い物にも行けちゃう」だそうです。子育ての制度も整ってるし、こんなに住みやすい町はないと思います。

女満別空港が車で10分~15分と近いから、東京や関西圏もすぐ行ける。JRもバスもあって、車の1時間圏内には海も湖もあるし、百名山も3座あります。自然もライフラインもバランス良く整っている。派手さはないけれど、住みやすい町です。ぜひ1回、1週間でいいので美幌町に来て滞在してみて欲しいと思います。

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